「光BBユニットの仕様を知りたい!」
「光BBユニットの仕様が理解できない!」
とお悩みではないでしょうか?
元SEであり、ソフトバンク光を現在使っている私が、光BBユニットの仕様をわかりやすく解説します♪
光BBユニットの仕様はどんな感じ?
ソフトバンク公式ページでは、光BBユニットの仕様は以下のように記載されています↓
(携帯だと見にくいと思うので飛ばして読んでください)
WANポート | インターフェース | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T | |
---|---|---|---|
伝送速度 | 1Gbps | ||
WANポート | 1ポート | ||
LANポート | インターフェース | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T | |
伝送速度 | 1Gbps | ||
LANポート | 4ポート | ||
内蔵無線LAN機能 | 無線LAN規格 | IEEE 802.11b/g/n/a/ac | |
周波数帯 | 2.4GHz帯/5GHz帯 | ||
使用チャンネル | 2.4GHz | 1~13(自動:1~11) | |
5GHz | 36~64,100~140(自動)/36~48(自動)/ 52~64(自動)/100~140(自動)/36/40/44/48 | ||
暗号化方式 | WPA2/WPA(PSK:AES),WPA(PSK:TKIP),WEP | ||
伝送速度 | 最大 1.3Gbps | ||
その他ポート | USBポート | 2ポート | |
電話機ポート | 1ポート | ||
動作環境 | 周囲温度 | 5~40℃ | |
周囲湿度 | 15~85%(結露しないこと) | ||
定格電圧 | 12V | ||
定格電流 | 2.5A | ||
最大消費電力 | 30W | ||
電源 | ACアダプタ | ||
入力 | AC100V、50/60Hz | ||
外形寸法 | 高さ195mm×横幅140mm×奥行36mm | ||
本体重量 | 約670g | ||
主な機能 | IPアドレスの固定割当(最大8エントリ) ポート転送(最大16エントリ) UPnP DMZ パケットフィルタ SSIDステルス マルチSSID PPPoEマルチセッション(最大2セッション) MACアドレスフィルタリング(最大16エントリ) |
上記の表だと、何を言っているのかサッパリわからない方が多いのではないでしょうか?
(私もわからない項目があったので調べました笑)
これから噛み砕いて説明していきますね!
…とはいっても全部は解説しません。
たぶん電圧とかはどうでもいいですもんね。
光BBユニットを使う上で重要なポイントに絞って解説していきますね!
WANポート
WANポート | インターフェース | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T | |
---|---|---|---|
伝送速度 | 1Gbps | ||
WANポート | 1ポート |
まずは、「ポート」という用語について知っておいてください。
正確な定義を話し出すと超わかりにくいので、イメージしやすいようにお話ししますね。
超簡単に言うと、「ポート」はケーブルを挿す穴のことです。
↓光BBユニットにも側面に穴がたくさんありますよね。これのことです↓
WANポートは、WAN用の穴ということですね。
上記の光BBユニットの画像の一番上の「インターネット回線」がWANポートに当たります。
WANポートが1個あるので、仕様には「WANポート…1ポート」と書かれています。
では、「WAN」とはなんなのでしょうか?
WANは、ルーター(今回の場合は光BBユニット)から見て、外側のネットワークを指します。
わかりやすく言うと、ルーターの外側のネットワークとは、インターネットの世界です。
つまりWANポートは、インターネットの世界と繋ぐための穴という意味です。
ここにWANケーブル(WAN用のケーブル)を挿すと、インターネットの世界と繋がるわけですね。
↓以下のような感じでケーブルを挿します↓
光BBユニットの「インターネット回線(WAN)」ポートと、NTTから送られてくる「ホームゲートウェイ」という機器をつなぐ感じですね。
そして、ホームゲートウェイの「WAN」ポートが、家の外のインターネット回線に繋がっています。
【こんなイメージです】
インターネット回線
|
ホームゲートウェイ
|
光BBユニット
→これでインターネットの世界と繋がる。
ちなみにWANケーブルは光BBユニットに同梱されているので用意する必要はありません。
次に、「インターフェース」と「伝送速度」についてお話します。
インターフェース | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T | |
---|---|---|
伝送速度 | 1Gbps |
インターフェースは、今回のばあいだと「WANケーブルの規格」のことです。
WANケーブルは光BBユニットに同梱して付いてくるため、あまり気にする必要はないのですが一応説明しておきますね。
インターフェースは、「光BBユニットのWANポートにはこのWANケーブルなら挿せますよ」という旨が表記されています。
つまり、「1000BASE-T」、「100BASE-TX」、「10BASE-T」のいずれかの規格のWANケーブルであれば、光BBユニットに挿して使うことができます。
「1000BASE-T」とかってなに?
とわからない方が多いと思いますが、これは簡単にいうと速度を表しています。
それぞれ
- 「1000BASE-T」→1Gbps
- 「100BASE-TX」→100Mbps
- 「10BASE-T」→10Mbps
という速度を出せます。
「1000BASE-T」という規格のWANケーブルを使うのが一番速度がでます。
光BBユニットに同梱されているWANケーブルもこの規格なので安心してくださいね。
次に「伝送速度」についてご説明します。
伝送速度 | 1Gbps |
---|
伝送速度は、「これだけの通信速度に対応しています」ということを表しています。
つまり、「最大で1Gbpsがでますよ」ということですね。
ただし、先ほどお話ししたWANケーブルのお話が関係してきます。
「1000BASE-T」のWANケーブルを使えば最大1Gbpsがでますが、「100BASE-TX」を使うと最大100Mbpsしか速度がでません。
なので、普段意識することはないと思いますが、ケーブルの規格って意外と重要なんですよね。
まあ何度もお伝えしていますが、光BBユニットに付いてくるWANケーブルを使えば問題ないです!
あと余談ですが、WANは(Wide Area Network)の略です。
WANの反対が、LAN(Local Area Network)です。
これからLANポートについてお話していきますね♪
LANポート
LANポート | インターフェース | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T | |
---|---|---|---|
伝送速度 | 1Gbps | ||
LANポート | 4ポート |
次に、LANポートの仕様について解説していきます!
といっても、WANポートと理屈はほぼ一緒です。
WANはルーター(今回の場合は光BBユニット)の外側のインターネットの世界のことでしたね。
一方、LANはルーターの内側の世界。
つまり、建物内など限られた範囲に構築されたネットワークを表します。
このあたりのことはちゃんと説明するとわかりにくいので、こういう風に覚えてください!
「LANポートはパソコンを繋ぐところ」
光BBユニットにはLANポートが4つあります。
上記のパソコン1~4のどれかの穴にLANケーブルを挿してパソコンと繋ぐと、有線接続といって、無線よりも速い速度でインターネットを利用することができるようになります!
LANケーブルは1本だけ光BBユニットに同梱されているので、パソコンが1台の人はわざわざ買う必要はありません。
LANケーブルにもWANケーブルと同様に規格がありますが、同梱のもので大丈夫です。
パソコンを5台以上使う方は、以下の記事をご覧ください。
また、LANケーブルを購入したい方は以下がおすすめです。
内臓無線LAN機能
内蔵無線LAN機能 | 無線LAN規格 | IEEE 802.11b/g/n/a/ac | |
---|---|---|---|
周波数帯 | 2.4GHz帯/5GHz帯 | ||
伝送速度 | 最大 1.3Gbps |
次に、光BBユニットに内蔵されている無線LAN機能について解説していきます!
使用チャンネルや暗号化方式については、説明がかなり専門的になってしまうので省かせて頂きます。ご了承ください。
無線LANというとむずかしく聴こえますが、WiFi(ワイファイ)のことです。
みなさん、一度はWiFiを使われたことがあると思います。
WiFiが届く範囲であれば、離れたところでも携帯やタブレット・パソコンでインターネットが使うことができます。
光BBユニットの無線機能はどんな仕様なのでしょうか?
まず、わかりやすいところからいくと、
「伝送速度」は最大1.3Gbps出るとあるので十分な性能ですね。
次に、「無線LAN規格」と「周波数帯」ですが、
これがパッと見、意味不明ですよね。
じつは、WANやLANケーブルにも規格があったように、WiFiにも規格があるんです。
そのWiFiの規格のことを「無線LAN規格」といいます。
以下のように、規格ごとに「最大速度」と「周波数」というものが決められています。
無線LAN規格 | 最大速度 | 周波数 |
IEEE 802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
IEEE 802.11n | 300Mbps | 2.4GHz帯/5GHz帯 |
IEEE 802.11a | 54Mbps | 5GHz帯 |
IEEE 802.11g | 54Mbps | 2.4GHz帯 |
IEEE 802.11b | 11Mbps | 2.4GHz帯 |
じつは、パソコンや携帯の機種ごとに、対応している無線LAN規格は決められています。
「iphoneXSはこの無線LAN規格だから最大速度はこれ」
「iphone5はこの無線LAN規格だから最大速度はこれ」
という風に決められているんです。
つまり、
「iphoneXSは無線LAN規格”IEEE 802.11ac”対応だから最大速度は6.9Gbps」
「iphone5は無線LAN規格”IEEE 802.11n”対応だから最大速度は300Mbps」
となるわけですね。
iphoneの無線LAN規格
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
- iPhone 11
- iPhone 11 pro、iPhone 11 pro MAX
- iPhone XR
- iPhone XS、iPhone XS Max
- iPhone X
- iPhone 8、iPhone 8 Plus
- iPhone 7、iPhone 7 Plus
- iPhone SE
- iPhone 6s、iPhone 6s Plus
- iPhone 6、iPhone 6 Plus
Wi-Fi 802.11a/b/g/n
- iPhone 5s
- iPhone 5c
- iPhone 5
- iPhone 4S
- iPhone 4
- iPhone 3GS
- iPhone 3G
ソフトバンク光の最大速度は1Gbpsなのですが、光BBユニットは6.9Gbpsの速度まで対応しているので、スペック的には十分なわけですね。
ようは、「パソコンや携帯は最新のもののほうが速い速度がでますよ」ということです。
今後パソコンや携帯を買い替えるときに意識してみてください(^^♪
最後に…
いかがだったでしょうか?
少しでもお役に立てたようでしたら嬉しいです。
これからソフトバンク光をご契約されようと思っている方は、以下から申し込むのがおすすめですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。